世界プロテニス界の元スーパースター アンドレ・アガシ

サーブ

アンドレ・アガシは1986年にプロデビューし、2006年の引退まで世界のトッププレイヤーとして活躍し続けた、誰もが認める男子プロテニス界のスター選手です。リターンやライジング打法を武器にグラウンドストローカーとして名を馳せ、幾多の名勝負を繰り広げてきました。

テニス4大大会で初めて決勝戦に進んだのは1990年の全仏オープンでしたが、アンドレス・ゴメスの前にセットカウント1対3で敗れ残念ながら初タイトルを逃します。初のタイトル奪取は1992年のウインブルドンで、準々決勝はボリス・ベッカーをフルセットで下した後、準決勝はこの年で引退を決めていたジョン・マッケンロー相手にストレート勝ち、決勝戦ではゴラン・イワニセビッチをフルセットの末退け、見事4大大会初の栄冠を手にしました。

その後全米オープンと全豪オープンは制したものの、全仏オープンはなかなか優勝できずにいましたが、1999年の大会で優勝し遂にグランドスラムを達成しました。決勝戦ではウクライナの伏兵アンドレイ・メドベデフと対決、2セットを先取され厳しい戦いとなりましたが、3セットめに土壇場から猛反撃を見せ奪取、3セット連取しフルセットの末に破ったものです。

引退後2011年には殿堂入りを果たしています。