世界で活躍するテニス界 スター・シャラポワ

マリア・シャラポワは、ロシア出身の女子プロテニス選手です。四大大会の女子シングルスでキャリアグランドスラムを達成した数少ない人物で、女子シングルスの世界ランキングで一位になったこともあります。また、188cmある長身と美貌を活かしてモデルとしても活躍しています。

マリア・シャラポワは2004年に開催されたウィンブルドンで、四大大会初優勝を果たしました。これにより一躍テニス界のスターへと駆け上がって行きます。その美貌から世界中のファンを魅了し、2005年には世界ランキング一位にも輝いています。肩を負傷して手術をしたこともありましたが、復帰後にキャリアグランドスラムを達成し再びランキング一位に返り咲きました。また、ロンドンオリンピックではロシア選手団の旗手を務め、銀メダルを獲得しています。

しかし、マリア・シャラポワに対して2016年にドーピング問題が発覚しました。全豪オープンのドーピング検査で、WADA（世界アンチ・ドーピング機構）が2016年から禁止している薬物の陽性反応が出たためです。国際テニス連盟はマリア・シャラポワに出場停止処分を下しました。その後、出場停止処分が明けた後、2017年に競技復帰しています。